俺たちは、ひとつの大きな傘に二人で入って歩いた。 付き合ってた頃、相合傘をしていたことを思い出して、なんだか懐かしい気持ちになった。 あの時と違うのは、美雪がビクビクしてるってこと。 強い風の音を聞いて、必死で耳を塞いでる。