京都までは約1時間程のところで止まった。 だからきっと朝イチで迎えに来てもらえれば間に合うだろう。 「美雪。ここを出よう。ホテル取ってもらってるから。」 「う、うん…」 少し怯えてる表情の美雪。 あぁ、こいつ確か、台風の強い音とか苦手だった。 「大丈夫か?心配すんな。」 「……うん…ありがとう」