周りの照明が消されて、ピンク色のスポットライトがあたし達にあてられたとき、




『大輝くん、美雪ちゃんのバスローブ脱がせて、演出して!はい、始めー!』




…ドキドキ


あたしのこの心臓は、ドキドキが止まることを知らない。




「美雪…先に謝っとく。ごめん。
俺もう…止まらないと思うから。」



「ちょ、ちょっと!待ってよ…!」



そう言っても大輝には聞こえるはずもなく…。