いつかまた、会える日まで。






「「おはようございます!」」



『おはようございまーす!』




この雑誌のモデルさんはまだ来てない。


けど、スタッフさんはみんな来ていた。



…ほんとだ。


あたし達は出させてもらってる人間。


ひとつひとつ、感謝しなきゃいけない。



大輝の言う通りだ。



「………すごいな…大輝。」



ぼそっと呟くと



「……なんか言った?」



聞こえてたみたい。



「あ、いや?なんでもない!」



あたしはササッとごまかしました。