友達ってなんだろう

「嘘つくな! どうせ、玲香の才能に嫉妬してやったんでしょ。あんた下手くそだもんね。」
先輩はそういって部室を出ていってしまった。
私は残った部長を信じて下さいという目で見る。

「私は、部長としてどちらかを信じるというのは出来ない。でも部員があなたに対して不信感が有るのは確かなの。この後、玲香たちが来るからしっかり話合ってみて。」
部長は、そのまま部室を去る。その入れ違いで、玲香とつぐみが入ってくる。

「奈央だったんだね。私の物盗んでいたの。信じていたのに!」
「………」
玲香が私を責め、つぐみは黙って私を見つめる。
「早く出ていって! あんたの顔何か見たくない。」

玲香の言葉からあぁ私の言葉を聞く気無いんだな…
そう思って、荷物をつかみ部室を後にする。明日、きちんと話そう。そう心に決めて。