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「…あのさ、類くん」
駅までの道を歩きながら、私は類くんに話しかける。
「類くんさ、私のこと嫌い?」
「えっ」
「あ…ごめん」
わー、私ってば何言ってんだ。バカじゃん。
「やっぱ、何でもない。気にしないで」
「気にするよ」
「いや、ほんとに気にしないで!」
「…気にするよ」
類くんの声は沈んでいた。
「だから俺のこと、避けてたの?」
「えっと、それは…」
もう、嘘はつけなかった。
私は仕方なく頷く。
「ごめん…」
「ううん、いいよ。今、ちゃんと言ってくれたから。
俺もごめん、勘違いさせて」
「え…じゃあ類くん、私のこと——」
「嫌いなわけないじゃん」


