pailing LOVE



***


「…あのさ、類くん」


駅までの道を歩きながら、私は類くんに話しかける。


「類くんさ、私のこと嫌い?」

「えっ」

「あ…ごめん」


わー、私ってば何言ってんだ。バカじゃん。


「やっぱ、何でもない。気にしないで」

「気にするよ」

「いや、ほんとに気にしないで!」

「…気にするよ」


類くんの声は沈んでいた。


「だから俺のこと、避けてたの?」

「えっと、それは…」


もう、嘘はつけなかった。

私は仕方なく頷く。


「ごめん…」

「ううん、いいよ。今、ちゃんと言ってくれたから。
俺もごめん、勘違いさせて」

「え…じゃあ類くん、私のこと——」

「嫌いなわけないじゃん」