今日は何色でしたか。

朝、私が来るとき、ほとんど母は寝ている。





だけど、すぐに起きて私と話してくれる。





とっても優しい母。





「音ちゃんおはよ〜」





「あ!ユズキおばさんおはよう」





こうやって話しかけてくれる方達ばかりで、朝から心が温まる。





私は早く母に逢いたくて、小走りで病室の前まで向かった。





そっとドアを開けると、母のところだけカーテンが開いていた。





他の方達は寝ているんだろう。





この町の病院は小さく、起床や就寝のちゃんとしたルールがなく自由な病院だ。