朝6時に起き、朝食を作る。


7時には家を出てバタバタと自転車に乗り、


ペダルに足をかけた。


町の空気が気持ち良くて大きく息を吸った。




新学期に入り、高校三年生になった。




そんな私は今、母の元へ向かっている。



家から約15分で着く小さな病院。



「おはようございます!206の坂田です」



「おはようございます。お母さんさっきおきたよ」



「本当ですか!丁度よかった、ありがとうございます」



受付のキレイなお姉さんが、いつもこうやって対応してくれる。