「皆よく来てくれたな。今日来てもらったのは俺の妻になる奴を紹介するのと今後についてだ」
(…え?私この怖い人たちの前で自己紹介するの!?!?!?!?!?)
(…俺もしかしてこいつの部下的な存在?)
「待ってください!ボスの妻になるものはマフィア一族と決まっていr…」
「俺は愛していないやつとは付き合わない!」
「…!」
「俺の妻となる沙也加だ…みんな分かっていると思うが…手ぇ出したら…コロス」
「……」
(怖い怖い!!みんなの視線が怖いいいいいい!!!!)
恐くなり無意識にカラ松とポセイドンの裾を握る。
「!」×2
(な、なんだよクソ可愛いじゃんか!\\\\)
(沙也加は俺が守る!)
「待ってください!カラ松くん!」
「何だ?真愛(まい)」
『カラ松くん!』
『真愛』
(っ!…ヤだな…)
「私ではだめなの?その一般人も、もしかしたら敵かもしれない!だったら私でも…」
「…おい…それ以上こいつを侮辱したら許さないからな…」
「ㇶィ!」
(…………)
「次、報告をしてくれ」
「は、はい…」


そこで話されていた内容は分らなかった…だけど真愛さんからのとても痛い『許さない』と言われているような目線をずっと感じていた…