ハッ!



起き上がり



見えるのはいつもと同じ私の部屋。



と、言うことは



い、今のは、夢。



でも、起こったことには変わりない。



「はぁ~。こんなんじゃダメじゃん」



その時、襖が開いて加賀斗が入ってきた。



そして、私が寝てる布団の横に座った。



加賀斗「また泣いてる」



「え?」



頬を触ると、確かに滴がある。



私は最近



よく加賀斗の前で涙を流している。