裏切られた私 でも、、、

奏「確かに」



蓮「う」



下を向く二人。



暗い顔をする二人。



アレ?



そう言えば、あの時も蓮と奏は柚希を信じようとしていましたね。



でも、それを僕がやめさせた。



それでこの状況になってしまった。



なら、いっそこの二人の考えを使った方が良いのかも知れませんね。



「いえ、電話してください」



蓮奏「え?」



「あの時も、二人は柚希を信じようとしていましたね。
でも、僕が友香さんの肩を持ちそれをやめさせた。そして、吹雪がこんな事になった。
なら、賭けてみますか」



その言葉に、蓮も奏も顔を上げ、明るい表情をした。