それから少しして、春樹が入ってきた。



春樹「慎司お前、今授業中だぞ!一体何の用が」



そう言っている間に、私と加賀斗の姿が目に入ったのだろう。



春樹「誰だ?」



え!気づかないの!



「とにかく久し振り」



春樹「ん?その声は柚希か?」



「そう!加賀斗も居るよ!」



それを見て、春樹は驚いたって顔してる。



春樹「加賀斗だったのか」



加賀斗「うん」



「確かに、加賀斗の女装ってスゴいよね」



加賀斗「ありがとう」



そうニコッと笑う加賀斗に、惚れる男は何人も居ると思った。