「じゃあ行くぞ」


そう言って私に手を掴むと教室に入った。






「みんな聞いて!今日からこいつは俺の女なんで手出さないように」






そう言って私の肩を抱く。




その瞬間クラス中がざわめいた。





「なんで朝比奈さん???」


「私たちの怜音くんなんだけど」





そう怒っている女子。






「朝比奈さん 取ったんだ〜」


「美男美女って感じ?」



そう言ってくれる女子。






いろんな反応があったけど、私睨まれてるよ。



そこの女子集団に。

やばいよ。

怖いって。





「えっと こいつは俺が選んだ女だから、意地悪しないでね~」







なんて怜音くんは言ったけど、絶対なんかされるそう心から思った。