目の前でイチャイチャし始めるとあたしと冬夜はいつもの呆れ顔で見る。



でもそれがとても心地良くて好きなんだ。



これからもずっと、あたし達4人は一緒でこう
して笑いあう。



それが当たり前のように思ってる。



だから、あたしは疑いなんて何一つ持たないまま笑ってた。



もう崩れて行くことが迫ってることを……。