「あっ、黒崎くんやっと来た!遅すぎ!」 沙絵の言葉で振り向くと、そこには冬夜が立っていた。 「冬夜お前どうせまた寝坊したんだろー?」 沙絵の彼氏の斉藤 樹くんが冬夜に突っかかる。 「うるせぇよ」 あたし達4人は中学の頃からずっとこうして4人でいることが多い。 まさか4人同じクラスになれるとは思ってなかったからびっくりしたけど。