そうして私たち5人はゆっくり静かに道路の東の端へ向けて進んでいった。

ガッチ「こっち側ならあそこに警察来るはず」

キヨ「このまま逃げれるんじゃね…?」

ガッチ「いや、あそこセンサーあるの見えない?」

キヨ「あ、あの赤いヤツ?」

ガッチ「そ。たぶんセンサーでジェイソン来るね」

牛沢「警察いれば撃退してくれるってことね」

ガッチ「そそ」

レト「はづき平気?」

はづき「うん」

キヨ「あと、20分ぐらいか」



ーーーーーーザザッ



ガッチ「来たっ」

レト「どこ?」

牛沢「うわあああ!俺の真横かよ!」

すんでのところで避けるうっしー。

レト「おりゃあぁ!」

鉄パイプで殴り掛かるレトさん。

レト「おっしゃ、スタン!」

倒れるジェイソン。

ガッチ「ちょっと離れるぞ」

西の方へ向かって少し離れる。



ーーーーーーザザッ



牛沢「………ウがっ」

突然現れたジェイソンに首を掴まれる。

はづき「うっしー!!」

キヨ「離せ!」

キヨくんがバットで殴り、救出する。

レト「警察まだぁ〜?」

ガッチ「よし、足止めする。撃つよ」


ーーーーーードーン


ガッチ「っしゃ!」

倒れるジェイソン。

ガッチ「しばらくは動けないから今のうち!」

森の中に走って逃げる。



ーーーーーーザザッ



はづき「…!?」

急に首を掴まれる私。

ガッチ「はづき!」

はづき「うりゃっ!」

ナイフをジェイソンに突き刺し脱出する。

牛沢「よくやった!」

キヨ「おんりゃあぁ!」

キヨくんがバットで殴り掛かる。

キヨ「スタンとったよ!警察そろそろ!?」

ガッチ「近づいとくか!行くぞ!!」

広い道まで戻り、警察がが来ると思われる方を見る。


ーーーーーポポッポー


キヨ「来た!こっちだ!当たり!!」

ガッチ「行くぞ!」



ーーーーーーザザッ



レト「やっべ」

2.3メートル先にワープしてきたジェイソン。

はづき「私が止める!」

牛沢「えっいけるか?」


ーーーーーパシュッ


はづき「当たった!」

牛沢「やるな(笑)」

ガッチ「よし、行こう!」