ーーーーーーガチャーンッ



ガッチ「うわ、もう来た」

牛沢「窓割られてんなぁ」

キヨ「俺向こうにひきつけてくるよ」

牛沢「えっ」



ーーーーーーガチャーンッ


レト「ナイフ持ってるから俺も行く」

ガッチ「…死ぬなよ」

キヨ・レト「おう!」



ーーーーーーガチャーンッ


キヨ「おうおうおう!ジェイソンこっちだぜ」

そういって飛び出し、奥の方へ引き付けた。



20分くらいでふたりは戻ってきた。

キヨ「巻けたぜ!」

レト「ナイフ使っちゃったけど」

はづき「無事でよかった!」

牛沢「ふたりともすげぇ傷あんじゃん」

ガッチ「スプレー足りてるから使っとけ」

キヨ「サンキュ」

牛沢「あと1時間か」

ガッチ「外と繋がってるのは広い道しかないから警察来るならどっちかの端だ」

キヨ「どっち?」

レト「そんなんわかんねぇよ」

ガッチ「どっちかにかけるか、真ん中の方で待機か…」

牛沢「安全策取るなら真ん中か」

ガッチ「いや、警察が到着したらジェイソンだって気づくだろう。その場合は向かう最中追いつかれる可能性もなくはない」

レト「安全策ってわけでもないのか」

キヨ「なんか東の方に来る気がする」

レト「は?なんで」

キヨ「……俺の勘(笑)」
レト「そんなん信じれんよ」

牛沢「でもキヨの勘当たること多いからなぁ」

ガッチ「そうなんだよなぁ」

キヨ「でしょ?」

はづき「かけてみようよ」

牛沢「かけてみっか」

レト「最悪逆でもなんとか行けるでしょ」

ガッチ「1時間切ってるわけだし、ゆっくり移動するか」

牛沢「そうだな」