ヒューズボックスのある家まではうっしーの案内ですぐ着いた。

牛沢「罠が2つ。ナイフ俺持ってるけど、他誰が持ってる?」

はづき「持ってる!」

キヨ「持ってないなぁ」

牛沢「2本しかないか…」

キヨ「スプレー結構あるっぽいから1個解除して1個踏む?」

ガッチ「いや、リスクが高すぎる」

レト「ナイフ使うしかないか」

牛沢「じゃ、俺トラップ解除すっからレトルトヒューズ直してよ」

レト「おう」

ガッチ「じゃ、はづきと電話しに行くわ」

はづき「がんばる!」

キヨ「俺は!?」

牛沢「あ〜、キヨは俺らの周りで守っててよ」

キヨ「えー…うん」

牛沢「よし、じゃ始めるよ」


ーーーーーーガチーンッ


ガッチ「はづき行くよ」

はづき「うん!」

レト「ヒューズ準備してるよ!」


ーーーーーーガチーンッ


ガッチ「あ、電話ここだ」

はづき「私入口見てるよ」

ガッチ「そんなことさせらんないよ」

はづき「でもガッチさん武器ないじゃん」

ガッチ「……そうだけど」

はづき「ね、私が見てる。たまには守らせて」

ガッチ「しょうがないな」

レト「直った!!」

ガッチ「おっけぃ」


((トゥルルルルル…

警察「はい、警察です。事件ですか?事故ですか?」

ガッチ「キャンプ場で殺人鬼が暴れてます!助けて下さい!」

警察「キャンプ場で殺人鬼…わかりました。そちらの状況を教えてもらえますか?」

ガッチ「男性4人女性1人が生きています。男性2人女性1人が殺されました。殺人鬼は仮面をかぶった大男です」

警察「…わかりました!今から向かいます!ただ、最大限努力致しますが、山奥ですので2時間はかかるかもしれません」

ガッチ「……わかりました。お願いします」

警察「はい」

((プツップープープー

はづき「警察はなんて?」

ガッチ「…2時間かかるって」

はづき「2時間!?」



ーーーーーーザザッ



ガッチ「っ!バレたか!?」

レト「ガッチさん!いま!」

ガッチ「うん!早く中に!」



ーーーーガンッガンッ



ガッチ「俺、武器持ってねぇ」

キヨ「ガッチさんこれ!」

キヨくんはショットガンを持っていた。

ガッチ「お、いいね」



ーーーーガンッガンッ



ガッチ「俺撃つよ」



ーーーーガンッガガーンッ



ーードーン



ガッチ「っしゃ、当たった」

牛沢「逃げるぞ!」

順に窓から逃げる。

キヨ「これも!」

キヨくんが爆竹を着火させて投げる。



ーーーーバチバチッバチッバチバチッ



ガッチ「次あっち行くぞ!」

レト「なるべく静かに行こ」

ショットガンに爆竹の効果もあり、遠くまで逃げることができた。