はづき「…ひっく……ひっ…く…」

ガッチ「落ち着いてきた?」

建物につき、みんな私を慰めてくれた。

うっしーとキヨくんは家の前で見張りをしてくれ、レトさんとガッチさんは頭を撫でたり、背中をさすったりして落ち着かせてくれた。

はづき「ひっく…うん…ごめん」

レト「謝らないでよぉ」

ガッチ「一緒に来てた友達はみんな?」

はづき「…うん」

ガッチ「そっか、それは辛かったな」

頭をぽんっと撫でるガッチさん。

ガッチ「首の傷、見せてごらん」

俯いていた頭を上げ、傷をガッチさんの方へ見せる。

レト「うわぁ…痛そう」

ガッチ「もう固まってるか、そこまで深くなくてよかった」

はづき「もう大丈夫だと思う」

ガッチ「そっか、よかった。レトさん、外の二人呼んできてくれる?」

レト「わかった!」


立ち上がり、走って呼びに行ってくれた。



ガッチ「もう俺から離れんなよ」

はづき「えっ?」

ガッチ「心配なんだよ、次は何されるか」

はづき「だいじょ……んっ」

いま、キス…

ガッチ「大丈夫じゃないから言ってんの。もう絶体離れんなよ、側にいて」

はづき「う、うん///」


レト「呼んできたよ〜」

ガッチ「ん、ありがと」

牛沢「はづき、もう大丈夫か?」

はづき「うん。大丈夫」

牛沢「ん?なんか顔赤くない?」

はづき「そ、そんなことないよ」

ガッチ「ほら、行くよ」

牛沢「お、おう」

キヨ「どこ行くの」

ガッチ「そうだなぁ、さっきの彼がなんか持ってないかな」

キヨ「なるほどね。行ってみるか」