車に全員が無事、集合できた。

牛沢「キヨ、お前傷だらけじゃねぇか」

キヨ「窓ガラスに突っ込んじゃって(笑)」

牛沢「スプレーねぇの?」

キヨ「ない。けどもったいないしいいよ」

牛沢「そう?」

ガッチ「これバッテリーだけど、罠があんだよね〜」

牛沢「俺のナイフ使う?」

ガッチ「んや、俺の使う」

ーーーーガチンッ

うまく解除出来たようだ。

ガッチ「直しちゃうね」


ーーカチャカチャ


ガッチ「ん、直った」

キヨ「早っ」

レト「キヨくんガソリン入れるのでさえ、手こずっとったもんな(笑)」

キヨ「レトさん言わなくていいじゃん」

ガッチ「レトさんエンジンかけちゃってよ」

レト「おっけー」

牛沢「あのさぁ、気づいたんだけど、」

キヨ「なに?」

牛沢「この車4人乗りだぜ?」

全員「……」

ガッチ「んじゃ、俺いいわ」

キヨ「はぁ?ガッチさん何言ってんの」

はづき「そうだよ!なんで!?」

ガッチ「お前ら先逃げろや」

レト「ガッチさんどうやって逃げんの」

ガッチ「まだ船あるし…」

牛沢「こんだけ探して見つからないスクリューすぐ見つけられると思ってんの?」

ガッチ「……」

はづき「もっと自分の命大事に考えてよ!」

ガッチ「…ごめん」

キヨ「違う方法考えようぜ。電話とかあったし、まだあるって」

レト「とりあえずすぐ逃げれるようにでかい道まで車動かしとく?」

キヨ「そうすっか。俺も行くわ」

レト「エンジンかけるよ」


ーーーーーブロロロロロ


レト「行ってくるわ」



ーーーーーーザザッ



キヨ「まずい」

レトさんは急いで車を全速力で走らせる。

ガッチ「こっち!」

ガッチさんは私とうっしーを誘導し、近くの家へ逃げた。

ジェイソンはどうやら車を追っていったらしい。


はづき「レトさん…キヨくん」

牛沢「レトルトもキヨもやる時はやるんだから大丈夫だって」