5月3日
私たちは4人は遊園地に行くことになった



最初はみんな
ジェットコースターに乗ったり
とても楽しかった


最後にうららが私に言った


「最後に観覧車乗りたいんだけど
秋人と二人きっりになりたい」



私はなにも答えれなかった
黙っていると春と秋人がすぐ来て言った



「後、1個ぐらい乗ったら帰るか」



「じゃあ、観覧車のろ!!」
うららは嬉しそうに観覧車をさした



(ど、どうしよう…!
春はきっとうららと乗りたいよね…)




隣でうららが急にもそっとした

(このまんまじゃ私とうららが一緒!?)


観覧車が回る時間は12分ぐらい
小さい箱だから
乗るのは二人がBEST



(どうしよう…)


私が悩んでると春たちの順番がきた

すると、春が…


「いくぞ」


といって私の手を引っ張って
観覧車の中へ



(え、ええええ?)
(うららと乗りたいんじゃないの?)


1分ぐらいすると春が
「昔、ここ来たよな
その日もこころの誕生日だっけ」


「覚えてたんだ…
めっちゃ小さかったじゃん」


「小1だっけ?その日、
食べてたクレープ落として泣いてたよな」


春が思い出して笑ってる



「ちょっと!そこは忘れていいから!」


私もつられて笑う


「よかった、さしぶりに笑った」

え?

「最近おまえずっとなんか考えてるから、」


(心配…してくれてたんだ…)



「ちょっと、今日のケーキ!チョコレートケーキとイチゴケーキどっちがいいか悩んでたの!」


スラッと出た嘘



そしたら春がなんだよって笑った
「変わんねーな、」


ちょうど観覧車が1番上に来た時
「ん、やる」

と言って出した小さな紙袋に入った白い箱



開けてみると緑のネックレス…?




「おまえの誕生石のエメラルド
なんか人気…らしいし?

流石にダイヤモンドとかは無理だけど…」



「ありがとう!嬉しい!」



私は早速付けてみようと思ったけど
上手くつかない


ガタッと
大きな音を立てて春が隣に座った



「髪上げて…」

と耳元で話したかと思ったら
すぐネックレスを付けてくれた




「うん!やっぱ似合う!」



そうやって春が笑うから
私はちょっと泣きそうになった




(ほんとに好きだな…)





「春…好きだよ」



春はかなり驚いた顔してた
ずっと見てたからわかる
やっぱ私じゃだめだな…




「ネックレスありがとう!
ほんとに春は分かってるね!」


君を傷つけたくないから
まだ幼なじみでいたいから
そして…

私がなにより傷つきたくなかったから
私は何も無かったように観覧車を降りた