あいつには秘密が多すぎる。

昼休みは最悪だった。

何も知れなかったし、聞きたくもない愚痴も聞いてるしかなかった。

それなのに俺は笑顔を振るまっているしかなかった。

こういう日はいつも屋上に行くって決めてる。

誰にも会わなくて済むし俺にとって都合がいい。

放課後に絶対行こう。