なんとも言えない美和の表情に「なんじゃい」と薄笑いした





祥平は、今どんな気持ちなんだろう






……




「てか、何の用?お弁当一緒に食べてぇ〜とかならム…」


「なわけあるかアホ。これ、お前清掃委員長だろ」



うん、と頷いてその紙を見ると、今度の雑草抜きの参加者数が書かれていた。



「でもなんで祥平が?あんた清掃委員じゃないよね?」


「あー、クラスの奴がお前なんか怖いからって俺に渡してきた」


「はあ!?何その根性なし、ツラ貸せツラを!」


「いやそいつ女子だから勘弁してやって」




え、えー…



私、女子にまで怖いとか思われてるの。しかも他クラスの。