壁「おい」

斎藤「???どっから声すんだ。空耳か。」

壁「わしや。あんたの足元のカウンターの壁や。」

斎藤「え、壁?」

壁「さっきから、足の爪先が、コツコツ当たってるんですけどね」

斎藤「え、マジ…」

壁「マジや…」

斎藤「いやそうやなくて、壁がなんで喋ってんねん。」

壁「敬語使えよ。」

斎藤「いや、なに。なんですかこれっ」