「……そ、颯太……」

「っ!!めい!!!めいがっ!!!!」




祈るように私の手を握って
下を向いていた颯太が
いきなり叫んで、走って皆が寄ってくる……




「……っめい……!!」
「……っ!!……良かった…」
とみんなの泣いた顔が私の目に映る。






……私、どうなっちゃったの……?





それから私の記憶は曖昧なまま





また深い、深い眠りについた………