「ねぇ、めい?」

「なぁに?」

「……眠い」

「そう言いつつゲームやめてないじゃん」

「まぁな」

「眠いならお父さんの部屋でゲームして寝てよ〜……ふぁ……私も眠い寝ようかなぁ」

そういうとスっと颯太は立って
「めいが眠いなら寝かせてあげる」って
ゲームを片付け始めた。

それからそのまま「おやすみ……布団馬鹿みたいに蹴るなよ…風引くから」

馬鹿みたいにってなによ!!!
まあ、颯太なりの優しさか……

「うん、おやすみ颯太」

そういうと颯太はゆっくりカチャッとドアを
閉めた。

それから明日の準備をして、私はゆっくり眠った。