それからというもの、
内密に、内密に、





1人で……




いや、、何故か……






保健室の優香先生と一緒に…… 。






地域の声掛けとか、
準備を着実に進めている。





生徒みんなに言うのは
ちゃんとした準備をしてから……
つーことだ……




だから……多分、体育祭前……かな





めい、喜ぶかな……



いや、喜ぶよな……!?





「何ニヤニヤしてんのキモいよ〜〜」



「……っえ?!!優香先生っ!」







「どーせメイちゃんのこと……でしょ?」



「……なんでそーなるんすか」




「え?だって、好きでしょ?」



「……なんでそんなに
自信持って言えるんだか」




優香先生は顎に手を添えて
少し考えたあと、


「……んー……勘?」



「……女の勘っすか……信じられねー……」




「ふっ……信じなくてもいいけど……さ」




そうニヤニヤして話す優香先生に
イラッとしながら、
俺は着実に、
文化祭へと進めていった。