ふぁぁあ……


1日中眠い……
今日は目が覚めること無さそうだなぁ……




「めーーーい」
その声と同時にほっぺに痛みが感じる。



「こんなことするのは颯太でしょ……」
そのままゆっくり顔を上げると











「残念でしたー俺だよ俺 。空。
橋本 空でしたーー」

「っつあ!そ、そらくん!?」

「ごめんねー?颯太君じゃなくて……」



くすくす笑いながらそういう空君に
今私の最悪寝ぼけ顔を見られたと思うと
恥ずかしすぎる……!!




「で!?私になにか用かな……?」

「そーそー、めいちゃんに生徒総会の
資料貰もらおうかと思って」



「せ…生徒総会……ってそれ一か月前のやつだよ!?!!!」

「へ?そんなに経つっけ」

そういいながらケラケラ笑う空くん。



「……一応、副会長なんだから
ちゃんとしてよね……」

「一応……ね?」



空くんが副会長になったのは多分……

いや確実に女子の投票が多かったから。


でも男子からの投票もなかなか多くて
人気者ってことだよね〜……


「ってことで後でうちのクラスに来てね」

「…え?私が?!」

そういった時には空くんは
小走りしながらクラスに戻って行った。