映画が始まった。



「俺、お前の事、幼馴染なんて思ってない。お前が好きだ。」



主人公の幼馴染のセリフ。



(「なんか、自分と重ねちゃうな・・・」)



本当にこんな事があったら、どんなにいい事か・・・



透也には、彼女がいる。



両思いとか、ないんだよね・・・



そう思うと、映画のせいもあってか、涙が出てきた。