「え・・・?」 「あっ、えっと、その写真は・・・」 透也、教えようとしてくれてる・・・? でも、こういう時に限って、何かがおこるものだ。 キーンコーンカーンコーン 「あ・・・」 予鈴だ・・・ 「杏奈またな」 そう言って、透也は去ってしまった。 だから、私は授業に集中できるはずもなく、ソワソワしながら1日を過ごすことになった。