「そんなにキス好きなのかよ」 「え、ちが────」 「違うならなんでそんなキスばっかしてんだよ」 「そ、れは・・・」 「言い訳ぐらいしてみろよっ」 「・・・」 透也に言われれば言われるほど、何も言い返せない。 「なあ!」 ビクッ ダンっ 私は、透也に手首を壁に押し付けられる。 「・・・っ」 「お前ってさ、まじで最低だよな」