私が、疑問を抱いたその時、



ガラガラ・・・



資料室のドアが開いて、透也が入ってきた。



透也来た・・・!



私はそう思って、透也の元へ行こうとする。



でも、



グイッ



三村くんに腕を引かれて・・・



「・・・!?」



なぜか、三村くんと唇が重なっていた。



そして、



「これで最後。悪あがきしてごめんな」



三村くんが、とても小さな声でそう言って、資料室を出ていった。