────次の日



「んー」



私は伸びをしながら、リビングに向かう。



今日は、何を作ろうかな



そんなことを考える。



私は、透也に聞くことにした。



「透也ー、透也ー?」



あれ?



「透也ー?」



透也に聞きたいのに、なぜか透也がいない。



家中どこにもいなくて、先に学校に行ったんだ、と思う。



でも、なんで先に学校に行ってしまったんだろ・・・



今まで、ずっと一緒に行っていたし、もし先に行く時は、一言声をかけてくれていた。