「で?この腕はどうしてくれんの?」 「え・・・」 「痛いんだけど」 「ごめんなさい・・・」 なんなのこの人! 私は、心の中で怒りながらも、ただ謝る。 「謝ってばっかじゃ、つまんないんだけど」 男の人は、そんなことを言いながら、詰め寄ってきた。 私は後ろに下がる。 すると、男の人が近ずいてくる。 そんなことを繰り返していると、自然と背中は壁に当たった。 「1つ、お願いがあるんだけど」 男の人が、いきなりそんな事を言った。 「な、なんですか?」