「す、すいませんっ」 「いってー、俺怪我したかも。お姉さんどうしてくれんの?」 ぶつかったのは、派手な格好をした大学生くらいの男の人。 「俺、腕折れちゃったかも」 軽くぶつかったくらいで腕なんて、折れるわけないじゃん そう思いながらも、私はただひたすらに謝り続ける。 「俺の腕怪我させたんだからさー、俺の言うこと聞いて」 「え・・・」 「こっちきて」 そう、腕を引っ張られる。 「ちょ、やめてくださいっ」 私がそう言うのを無視して、グイグイと腕は引っ張られる。