「・・・杏奈、それは、誘うべきだよ!絶っ対に!」 ・・・? 「え、でも、透也には彼女がいるんだよ?」 私は、思ったことを口にした。 「あー、それなら大丈夫!頑張って誘うんだよ?はい、行ってらっしゃい」 え、行ってらっしゃい? 「い、今!?」 「今以外にいつ行くの?応援してるねー」 かよに背中を押されて、ほぼ無理やり、私は透也の席に向かった。