────無事夕食も食べ終わって、お風呂にも入って、今、私はベッドに座っている。



それにしても、さっきの透也の肉じゃが美味しかったな・・・



透也って、料理上手だな・・・



と、透也に関心していたその時、



ガチャ



「え・・・?」



「杏奈・・・」



透也が部屋に入ってきた。



「杏奈、俺のこと避けてるだろ」



ドキン・・・



「ほら、その顔は図星だろ?」



「え・・・ち、ちがっ」



「さっきの夕食の時だって、一言も喋らなかったし、食べ終わったら、すぐ風呂に入るし」