────私は、透也と私の朝食を作って、身支度を済まして、家を出た。 時間に余裕があるから、私はゆっくり歩く。 すると、 「あ、杏奈ちゃんじゃん!」 「・・・あ!涼太先輩・・・」 涼太先輩とは、透也の誕生日の時の事があるから、少し気まずい。 「杏奈ちゃん1人?」 「あ、はい」 「じゃあさ、一緒に行こ!」 「いいですよ」