「こんな遅い時間に何してんの?」 三村くんが言う。 「え、えと・・・っ三村くんこそ何してるの?」 いい言い訳が思いつかなくて、咄嗟に三村くんに質問する。 「そんな事よりさ、せっかくだしさ、今から女子の部屋で遊ぼ、って事になってるから杏奈ちゃんもおいで?」 「うん!でも女子の部屋に男子が入るのって・・・」 「ダメだよ?でも、バレなければいいんだよ。早く行こーぜ」 「あ、うん!」 私は、少し不安を抱きながらも、女子の部屋に向かった。