「まーなーちゃんっ☆お亡くなりの時間だよっ☆♪☆♪」
「いやん、うららちゃん☆先日のお礼ですのよん☆」
「油性はねーだろ油性はオイ…」
「ふっ、我はそんなに甘くないのだよ」
部活終了後の部室、わたしと真名は取っくみ合っていた。
あの後、バレー部とバスケ部がコート隣だった事もあり、ヒヤヒヤしながら練習していたが、隣のコートの榊からはなんのアクションもなかった。
恐らくちゃんと部活に集中していたのだろう。警戒して損した。
そんなこんなでわたしは青ヒゲ全開のまま部活を終えて真名をしばいている所だ。
「それにしても部活来るの遅かったねー、そんな目覚めなかったの?」
いや半分おまえのせいな
「いやそれもそうなんだけど、かくかくしかじかで…」
わたしはことの全貌を真名に話した。
女友達との間に秘密なんてありまてん。おまえのキャラがブレブレなことも話してやるよ榊ィ…
「うっそなにそれwwwおwもwろwいwやwんwww」
真名はひたすら爆笑していた。
人ごとだと思って。くたばれ。
ってかあれ?
『俺にそんな態度なの、クラスで神田さんくらいだよ』
って榊言ってたけど…
真名は?