「神田、俺と…」



わたしにこんな王道的展開があったんだ…



告白だよねこれ…



榊の抱きしめる力に抵抗もせずにわたしは考えていた。







うん、ちゃんと断ろう。


だって榊のこと何も知らないし。
好きでもないし。



抱きしめられたことに対して少しドキドキしたものの、やはり現実的にわたしはこいつが好きではない。










よし、いわれたらちゃんと断ろう。


















「友達になろうぜ!www」






「ごめん気持ちは嬉しいけど…って…ん?」

















あ、







わたし、






恥ずかしいやつや。