ある日、私のスマホに1通の不在着信がきた。


「え?何これ...誰からなの?」


私はその不在着信に掛け直そうと指で画面上の『不在着信』の文字をタップしようとしたその時


ガチャン


「わっ!な...なんだ...びっくりした...ど、どうしたのお母さん...」


「え?いや、夕飯出来たから呼びに来ただけよ?」


「な...なぁんだ...」


私は額に出来た汗を裾で拭うとのスマホの電源ボタンを押して、素早く階段を降りてリビングへと向かった