私が恋した愛しい彼。

「あー!ホントにかっこよかったね!」


とお姉さんがいう。


このお姉さんの名前はデヨンさんっていうらしい。


だから、デヨンオンニって呼ぶことにした。




「もう全員かっこよかったですよね!やっぱり1番は、ソジュンくんですけど、TGもジェウクくんもXさんもリョンモクさんもパンヨンさんもイソンくんも!」



もうかっこよくて仕方がない。
また会いたいな。

「そういえば、みいちゃん。韓国に来たの初めてだっけ?」



と、デヨンさんが尋ねる。


「そうなんですよ。唯一韓国にいる友達も今日お仕事で。」



「じゃあさ、韓国巡りする?!女子高生ならコスメとか気になるでしょ!」




せっかくだし、してもらおうとデヨンさんの手を掴んだ。


「お、乗り気だな!よし、行こう!」




と、私の腕を引っ張るデヨンさん。
髪の毛がツヤツヤしてて、細くて、ホントに綺麗だなと後ろ姿でもわかるくらいに本当に綺麗な人と仲良くなってしまった。










その後、千聖ちゃんから電話がくるまでデヨンさんにいろいろなコスメや美容品を教えて貰った。





こんなに楽しいのは初めてだ。




嫌なことを考えなくてもいいんだもん。