「……っく…ひっく……」


もう、立ち直ることなんかできないんだ。

もう、目の前の現実を見ることなんてできないんだ。


もう…
生きていても仕方ないんだ。


「帰ろう……」


フラフラと立ち上がりながら、歩くことにした。


もう、あなたがいないと…私は生きていけないんです。