夜絵side
いよいよ最後の競技、借り物競争。
これは朝兄が出る種目。
「この借り物競争、朝日会長の好きな女の人がわかるんだって。」
友が興奮気味に言う。
ちょっと、なにか仕組まれてそうだったけど、これプライバシーの侵害でしょ。
「朝日会長の好きな人かー。知りたくないような、知りたいような。ああー、難しい気持ちだ!」
理恵はパニック中。
「夜絵聞いたことないの?」
沙羅は私に聞いてきた。
「朝兄の好きな人聞いたことない...。」
誰だろう?
こんな話をしていると朝兄の番だ。
「よーい、スタート。」
朝兄は走り出す。
!?!?
他の人達速!?
「うちの陸上部の全国レベル速い先輩達だから、朝日会長でも勝つのは無理でしょ。」
友は自慢げに言う。まさか友、この件に絡んでる?
恐ろしいよ、友。
他の人達は紙を取り、指定された物を探している。
朝兄は最後に残った紙を取り、好きな人を探している。
好きな人か...。
「「「きゃああー、朝日会長こっち来てる。」」」
女子軍団の人の声で私は我に返る。
「夜絵ちゃん!!来て。」
ぱしっ
「えっ。」
朝兄に手を捕まれて、トラックを走る。
すると昼翔がこっちを見ていた。
...昼翔。
いよいよ最後の競技、借り物競争。
これは朝兄が出る種目。
「この借り物競争、朝日会長の好きな女の人がわかるんだって。」
友が興奮気味に言う。
ちょっと、なにか仕組まれてそうだったけど、これプライバシーの侵害でしょ。
「朝日会長の好きな人かー。知りたくないような、知りたいような。ああー、難しい気持ちだ!」
理恵はパニック中。
「夜絵聞いたことないの?」
沙羅は私に聞いてきた。
「朝兄の好きな人聞いたことない...。」
誰だろう?
こんな話をしていると朝兄の番だ。
「よーい、スタート。」
朝兄は走り出す。
!?!?
他の人達速!?
「うちの陸上部の全国レベル速い先輩達だから、朝日会長でも勝つのは無理でしょ。」
友は自慢げに言う。まさか友、この件に絡んでる?
恐ろしいよ、友。
他の人達は紙を取り、指定された物を探している。
朝兄は最後に残った紙を取り、好きな人を探している。
好きな人か...。
「「「きゃああー、朝日会長こっち来てる。」」」
女子軍団の人の声で私は我に返る。
「夜絵ちゃん!!来て。」
ぱしっ
「えっ。」
朝兄に手を捕まれて、トラックを走る。
すると昼翔がこっちを見ていた。
...昼翔。
