次の日

行ってきます

行ってらっしゃい…

雪音は結構学校えは行かない。
ここの所の体調も考え勇気も諦めたようだ。



雪音の手にはノートが握られていた。
ノートの中にはいじめたやつリストと雑な字で書かれているリストがあった。

やっぱり…あいつだ…

そう言って雪音はただ一つの名前を見つめていた。

ッ…
無理し過ぎ…か…
はぁ…

ピーンポーン

はーい

ガチャッ

!!

閉じようとしないでよ。
せっかくお父さんが来たのに。

黙れ!私はお前を父親なんて思ったことは一度もない!

まあまあまあ、あんまり騒ぐと体に障るでしょ?
胸に手がいってるよ?

!…

もしかして無意識?

…とりあえず!二度と来んな!

バンッ

フラッ ハァッ…ハァッ
薬…
ハァッ…ハァッ

雪音?

ガチャッ

雪音!!

大丈夫?!

ほっ…とけ…ハァッハァッ

そうだっ!薬!薬はどこ?!
雪音の部屋だよね!待ってて!

やめ…ろ

雪音!持ってきたよ!

ほらっ!

ハァッハァッ

早く!

ハァッ…ハァッ……ハァッ

良かった…

いい加減にしろよ!
勝手に人の家入り込んで!

落ち着きなよ、それでさっき倒れかけたんだから

落ち着いてられるか!

そうだ、雪音今からランチでもどう?奢るよ

いいから帰れ!

酷いなぁ〜

ただいま…?!

誰だよお前!

勇気!

ちっ男がいたのかよ。まぁ二人で一軒家ってのもよく良く考えればおかしな話だよな。これは母さんに相談しないとな〜。

! それだけはやめろ!

そんな事言われてもなぁー?

…分かった…今度一緒にランチに行く…それでいいんだろ?

うん!いいよ
じゃあね〜

ゆ、雪音?



あの人は?

お前には関係ない

だけど…あれって前のお父さんだよね?

バンッ!あいつが父親?ふざけんな!

ご、ごめん

!、ごめん…感情に任せすぎた…

ううん、大丈夫