晴也が私を振り返って店員さんに頼んでいる。 「はい、かしこまりました。 ご用意いたしますので少々お待ち下さい。」 その店員さんは私達に一礼すると他の店員を呼んで何かを言っている。 呼ばれた店員が私達に近付き、 「奥にご案内いたします。」 と歩きだした。 お店の奥には扉があり、“VIPルーム”と書いてある。 中はピカピカと黒く光るローテーブルと、 これまたピカピカの革張りの大きなソファー。 私達はとりあえず座って待つ事になった。