お正月は晴也の実家で過ごし、その後は私の実家にも顔をだした。


こんな風に両親とお正月を過ごすのは初めてだ。



それからまた月日が流れ、いよいよ私達の披露宴の日がやってきた。


3月の中旬、大安吉日の日曜日。


春がもうすぐそこまで来ていてポカポカと暖かい。


私はメイクや髪をセットする為に朝早くから会場に向かう。


晴陽はとりあえず晴也の実家に頼んできた。


会場に着くと、すぐに準備に取り掛かる。


髪を綺麗にセットしてもらいメイクも丁寧にしてもらって、

いつもとは違う私が出来上がっていく。