「うん!」
晴陽と手を繋ぎカフェをあとにした。
夜、帰宅した晴也に瑞穂ちゃんに話した事や帰ってしまった事などを聞いてもらった。
「瑞穂ちゃんは戸惑ってるんだよ。
少し様子みよう?」
「うん…。」
出来るだけ晴也に心配かけたくなくて平常心を装っているけど、
本音ではもう連絡がこないんじゃないかと気が気じゃない。
瑞穂ちゃんからの連絡がないまま1週間が過ぎた。
晴陽と遊びながら洗濯や掃除をしていると、
“ピンポーン”とチャイムが鳴った。
「はい?」
インターホン越しに映るのは瑞穂ちゃんだった。
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