お義母さんと私は準備に取り掛かり、晴陽はお義父さんと晴也と遊んですごく喜んでいる。 みんなで食卓を囲み、楽しい食事の時間。 私もこの家族の一員なんだと改めて思った。 夕飯が終わり、後片付けを済ませてから晴也の実家をあとにする。 帰宅後、晴也と晴陽は一緒にお風呂に入り、晴陽は早々と眠りについた。 私もゆっくりお風呂に浸かり、上がると晴也はテレビを観ながらビールを飲んでいた。 「陽菜ちゃんも飲む?」 「いや、私はいいや。」 髪の毛をタオルで乾かしながら答える。